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資金計画書について考えます。

2022.10.01

だいぶ秋らしくなってきましたね 住まい推進課営業の佐藤です。

ご自宅のプラン間取りを考えたり、これから自分の住みたい家の事を考えるのは楽しいですよね
でも、家づくりではそんな楽しい事のほかにも考えないといけない事があります。
 

資金計画。。つまりは予算やお金の事についても考える必要があります

 

家づくりの予算やお金のことを考える時に効果的なのが資金計画書。



資金計画書には家を建てるまでに必要なお金のことが全て記載されているので、一目で費用全般が分かるようになります。
そこで今回は資金計画書を見る時のポイントや注意点について詳しく見ていきたいと思います







資金計画書には家の本体価格はもちろん、水道やガスといったインフラの引き込みや地盤改良、外構工事(庭の工事)
といった敷地に関することや、家を建てるための申請費、登記費用など、家を建てるために必要な項目が書かれています。
そして一番最後にそれまで書かれた項目を合計することで家の総額が分かるようになります。


 

基本的には住宅会社や工務店で家づくりの打ち合わせが進んでいくと資金計画書作成の流れとなります。

タイミング的には、建物プランとお見積り完成時に一緒に資金計画書も作る場合や、
土地と家で使える金額のバランスを把握するために最初の段階で資金計画書を作る場合などがあります。

そんな有効な資金計画書ですが、複数のハウスメーカーを検討している場合は
会社によって記載内容及び項目が違うため、どれを比較していいか分からないというケースもあります。
ただし資金計画書を見る時のポイントさえ押さえておけば理解はし易いですし、
資金計画書の書き方によってハウスメーカーの姿勢も見えてくるようになります。





それでは実際に資金計画書を見る時のポイントについて見ていきましょう

一般的な資金計画書の場合、内容は大きく分けて次の6項目に分けることができます。

1) 建物本体価格(お見積り価格)
2) 建物本体価格に伴う費用(給排水工事、仮設工事等の現場費用、追加工事費、地盤調査費用、設計費用など)
3) 土地の購入費用(土地代金、登記費用、仲介手数料など)
4) 建築に伴う金融機関に関する費用(住宅ローンに関しての手数料、登記抵当権設定費用、火災保険など)
5) 建築に伴う官公庁許可申請に関する費用(建築確認~完了検査の費用、水道局への加入金、印紙代など)
6) 別途工事費用(カーテン工事、アンテナ工事、外構工事、地盤改良工事など)

家の資金計画書の中には建物本体工事(お見積り価格)以外にもいろんな項目があるのが分かりますね。
そうです家は本体工事(お見積り価格)だけではないんですね。


その辺は自動車のお見積り書と似ています。車体価格があって、整備費用があって、登録申請費用もあり、
さらに車検費用と保険代、オプション費用も加わってくる。。



ですのでマイホームもマイカーも、一切を含めた乗り出し価格での比較検討が必要となります。

さらに詳しくご説明しますと、その乗り出し価格の中でも、
ご自身の手配でなんとかなる部分(外構費用やカーテン費用など)と
必ず必要となり費用が一定の、金融機関や官公庁に支払う費用を省いた価格。。。
建物でいえば
「建物の契約書に記載される金額が最重要」となります。



つまりは、その建物契約書に記載されるべき金額が、
はっきりと明記されている資金計画書がお客様にとって親切と言えます



例えば家の本体工事にかなりの部分が含まれているハウスメーカーもあれば、別途記載しているハウスメーカーもあります。
家の本体工事にいろんな項目が含まれていればその分だけ家の価格も高くなりますし、
別途工事になっていれば本体価格は安くなりなすが、最終金額は高くなる。。という感じです。


まずは家の価格を見る時に坪単価やお見積り単体だけを鵜呑みにしない。
そして資金計画書による最終建築費用の総額確認、そして建物契約書に含まれる項目と費用の確認

これを頭に入れておくことが資金計画書を見る時にとても役立ってくれます。

今回の内容をご参考に
賢い資金計画で、賢い家づくりをして頂けたらと思います



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