キッチンのお手入れ。素材から。
2021.01.14
すっかり厚着になってしまった住まい推進課営業の佐藤です
今回は日ごろのお手入れ。特にキッチンの素材・材質からお手入れの方法を考えてみたいと思います
キッチンの掃除をするときには、まずキッチンの材質を確認しておきましょう
洗剤によっては、キッチンを傷つけてしまう場合があるからです。
材質と洗剤にはそれぞれ相性があるので、掃除する材質に適した洗剤を選ぶ必要があります。
キッチンの材質で代表的なものといえば、ガス台に使われることが多いフッ素コートです。
アルカリ性のものに弱く、硬いものでこするとコーティングが剥がれる可能性があります。
IH調理器やガス台のトッププレートに使われるガラスプレートも、掃除の際はフッ素コートと同じ点に注意しましょう。
シンク・ワークトップでよく使われるのが人工大理石。
掃除の際の特別な注意点はありませんが、洗剤の種類によっては表面の光沢がなくなってしまうことがあります。
また、換気扇のフィルターやファン、ガス台の五徳下の受け皿などはアルミニウムでできています。
アルミニウムに表面を保護するアルマイト加工というものがされていない場合は、酸やアルカリに触れると変色しやすく、傷もつきやすいので、掃除の際には気をつけましょう。
レンジフートや換気扇のファンに使われているのが亜鉛メッキ鋼板・プレコート鋼板です。強アルカリ性に弱いため、洗剤選びの際には注意が必要です。
これらの材質の特性を踏まえてのお掃除が大事となります。
アルカリ性のお掃除材料として、近年キッチンの掃除に大活躍してくれるのが重曹です。
重曹は炭酸水素ナトリウムとも呼ばれており、ふくらし粉として料理に使われたり、入浴剤の原料として使われたりしているものです。
これがどうして掃除で使われるのかというと、重曹が弱アルカリ性であることと関係しています。
アルカリ性の物質は酸性の物質と混ざるとお互いに溶けることがわかっています。
キッチンの油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹を使うことで汚れが溶ける仕組みです。
また重曹は粒が硬いうえに水に溶けにくいので、粉のまま汚れをこすって削り落とすこともでき、使い勝手が良いことも理由です。
さらに、キッチンは食事を作る場所なので、掃除で使うものもなるべく安全なものを選ぶ必要があります。重曹は料理にも使われており、体に入れても害がないため、キッチンを中心に広く利用されています。
一方、酸性のお掃除材料として有名なのがクエン酸でしょう。
シンク周りの水アカなど、アルカリ性の汚れに効果があります。
ただし、人工大理石のシンクやアルミニウムのものに使う場合には、変色してしまわないか、目立たないところであらかじめ確認する必要があります。
あとよく使用する機会が多いのがクレンザーですね。
研磨力の高さが特徴ですが、粉末は傷の原因になるため、傷つきやすい材質に使用するときにはクリームタイプのクレンザーを選ぶと良いと思います。
また掃除で広く使われるのが中性洗剤。強い酸性やアルカリ性に弱い材質に対しても安心して使えます。
漂白剤もお掃除でよく使われますが、アルカリ性なのでフッ素コートやガラスプレート、アルミニウムや亜鉛メッキ鋼板・プレコート鋼板への使用は向いていません。
なお、漂白剤は酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので、クエン酸などと混ぜないように気をつける必要があります。
おうち時間も長くなりがちですが、気分を変えてキッチンのリフレッシュはいかがでしょうか
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